【ご飯の、ヒトツブ、ヒトツブがオイシイ】
スタッフKが「とにかくソラノネさんのゴハンはおいしかった」と自慢げに語ります。かまどで炊くゴハンはどんな風においしいんだろう。期待を膨らませてソラノネさんへ。
お願いした本日のランチはこちら。雑穀米に、豆乳のスープ、ソラノネのお近くの養鶏場の卵、丁字麩の酢みそ、ひじきの炊いたん、サラダ、お漬け物です。お洒落なランチセット(1050円)。でも、この写真のようなメニューだったら、ちょっとしたcaféならみかけますよね。
この雑穀米のご飯。「これが噂のかまど炊き」と思って一口いただくと。
すごい(という貧弱な形容詞しか出てこない)!ヒトツブヒトツブが、弾力があって、生きています。雑穀もプチプチしていて、噛む度においしさが増してきます。「お米ヒトツブには神様が宿っている」という言葉を思い出しました。お米ばんざい!
【山と琵琶湖の間の大地を見渡して】
ソラノネさんは、高島市安曇川で、朽木と琵琶湖の間にあります。でも傾斜ではなくて、すこし広がりのある台地のようになっていて、心地よい風がわたって、大地と空の広がりを感じます。まさに「空の音」を五感全部で満喫できるところです。お客様も、時間を忘れたようにくつろいでいらっしゃいます。
外から見ると、きれいな弧を描いた建物が青い空に映えてとってもきれい。
中はウッディな感じで、くつろげます。スタッフも、メニュー選びに悩むわたしに、オススメなどを教えてくださって、とっても親切に対応してくださいました。
【食べる=いのちをいただく、ということ】
ソラノネはかまどでご飯を炊いて、いただく「かまど体験」があります。湧き水を使って米を洗い、薪を割り、愛農かまど、という手作りのかまどに薪をくべる。全部で1時間半くらいかかります。
ご飯を火にくべて、食べること。それは、お米という植物が育んできた「いのち」を分けてもらうということ。こちらのスタッフの方々は、「かまど体験」のお客様に親切に、でも決して押しつけがましくなく、自然に対応しておられます。口には出さなくても、心から「いのち」をいただくことについて、それぞれ作法を持っておられるように感じます。
そんな雰囲気の中だからでしょう。体験のお客様も、火と水と木に触れることを楽しんでおられました。
【これをいただかないことには夏が終われない!ブルーベリー】
現在、ソラノネさんではブルーベリーの収穫の真っ最中。スタッフがお邪魔したときも、店長さんは収穫に行っておられました。
期間限定のブルーベリーのタルト。一粒一粒が大きくて、甘くて、みずみずしい。タルト生地もしっかりしています。お店には、ブルーベリーのジャムやクッキーなども並んでいます。もちろんドライブルーベリーがサンドされたクッキーを購入。ブルーベリーの甘みが凝縮されていて、手が(正確には口が)止まらず、すぐに食べ終わってしまいました。現在はこれにパフェも季節限定で加わっているそう!
現在、ブルーベリーの収穫体験(ブルーベリー300gのお土産つき)もあります。土と空が広がる畑で、自分でブルーベリーを摘んで、夏を満喫しましょ。こちらは8月31日までです。お急ぎくださいね。
【Data】
ソラノネ
address: 〒520-1217 滋賀県高島市安曇川町田中4942-1
TEL&FAX: 0740-32-3750
営業時間 10:30〜17:00
定休日 木曜日(年末年始休み)
メール:info@soranone.jp
HP: http://soranone.jp/
<体験>
かまど体験
内容:大人は1.5合、子どもは1合のお米を炊きます。
所要時間:約1時間30分 3部制で10時30分~、12時~、13時30分~
料金:大人1575円、子ども1050円(お惣菜3種、お漬物、サラダ、汁物、卵料理のおかずが含まれています)
申し込み:上記まで要予約(前日まで)
ブルーベリーの収穫体験
◆内容:通常コース(1050円、摘みとりパック約300gのお土産付き)と摘み法第プラン(525円、100gあたり210円で販売)があります
◆期間 : 7月15日(金)~8月31日(水)(7月は木曜日定休、8月は無休)
◆時間 : 9:30~17:00(受付終了16:30)
◆持ち物 : レインコート/帽子/汚れても良い履物/虫除けの長袖シャツ/汗拭きタオル
◆申し込み : 上記まで*当日でもよいが、予約がベターです。