【高い天井にかけられた太い梁がお出迎え。余呉型古民家を満喫】
「杉野川ふるさとの家 さきち」は長浜市木之本町杉野にあって、田舎暮らしを体験(1日〜7日間まで)することができます。
屋根は茅葺きで、雪国の特徴として屋根が急勾配。昔話にでてきそうなたたずまいを見せています。
玄関をくぐると、高〜い天井の土間が出迎えてくれます。普通の住宅では吹き抜けも見ますが、築150年で黒々とした太い梁がかかっていて、白い壁とのコントラストがとってもきれい。開放的なのと同時に、とってもどっしり、やわらかな空間です。これが、湖北地域の建築様式「余呉型」の民家の特徴です。
「さきち」は2010年6月にオープン。長年空き屋だった民家を地元の方24人が掃除や床の張り替え、塗り、全ての行程に関わって再生しました。元の床材を天井に用いるなどの工夫もされたそうです。「さきち」を管理する地元の杉野新世会の横山さんは、「ここで自然のエネルギーを感じて元気になってほしい」とおもてなしの心を話されました。
【木調を基本にした使いやすい台所、そして囲炉裏!】
玄関からあがると、正面には囲炉裏、左手にキッチンがあります。キッチンは、囲炉裏の方に向かって対面型。カウンターもついています。料理しながら、家族やお友達とわいわい会話がはずみそう!
なんといっても古民家にmustな囲炉裏!寒い冬でも、炉端で障子越しに外を眺めれば、雪景色がどんなにきれいに見えるでしょう。想像するだけでもわくわくします。冬以外でも、いつでも使えるそうですよ(炭代は別途)
【味噌づくり体験などのイベントも】
この囲炉裏端では、冬には囲炉裏体験や味噌づくり体験等のイベントが開かれます。地元の方と交流しながら、まずは田舎を体験!できますね。
横山さんのオススメは、早朝の朝靄の中のお散歩。「都会の人は本当にすがすがしい気持ちになれるらしいので、ぜひ体験してほしい」と仰います。杉野川は湖の東側、伊吹山系のふもと。朝は山に太陽が遮られているので、朝靄も深くかかって静かな朝を迎えられそう。やっぱり一番のオススメは宿泊、ですね。
「さきち」を運営していらっしゃる「いざない湖北定住センター」の豊田さんにお話を伺うと、この地域では、「雪が深いので春先の風景が淋しい」と地元の方がシバザクラを植えたりもされたとか。実際、利用者さんが「さきち」の縁側でスイカを食べていたら地元の方が野菜をお裾分けしてくださったこともあったそう。また震災で避難されていた家族が利用されて、そこの子供さんが地元の子供さんと遊んでいたこともあったそうです。リピーターが多いのもうなずけますね。
【余呉湖、木之本、伊吹山、、もちろん周辺の自然も】
「さきち」のあたりのお散歩を満喫したら、羽衣伝説で名高い余呉湖をサイクリングしたり、木之本で北国街道のまち並を楽しんだりできます。紅葉で有名な鶏足寺もすぐ近くですよ。もちろん、黒壁や伊吹山も車で1時間とかかりません。我が家にいる感覚で湖北を旅する。こんなにすてきな場所はなかなかお目にかかれませんよ。
【さきち・Data】
杉野川ふるさとの家 さきち
〒529-0402 滋賀県長浜市木之本町杉野2610
◆利用料金◆
1日 5,000円(2名) ※2名〜10名
1人増につき 1,500円加算
冬季(11月~4月)には暖房料として1日500円(何名でも)が加算されます。
◆利用期間◆
1日以上7日以内
(「1日」は正午を基準に24時間を差します。ただし、初日は午後2時以降のご利用となります。)
◆設備・備品◆
IHクッキングヒーター、冷蔵庫、オーブンレンジ、炊飯器、調理器具、食器類、台所用洗剤、洗濯機、掃除機、ドライヤー
※寝具、食材、調味料、洗濯用洗剤、洗面用具(タオル、せっけんなど)、電話は備え付けておりません。(寝具はレンタル業者をご紹介します)
◆予約について◆
*予約はご利用初日の3ヶ月~10日前まで受け付けております。
*利用申込書のご提出が必要となります(お送りします)。
*詳細は下記お問い合わせ先までおたずねください。
◆お問い合わせ先◆
いざない湖北定住センター
〒526-0056 滋賀県長浜市朝日町8-23
TEL 0749-50-1019 FAX 0749-50-1018
E-Mail cohok-style@leto.eonet.ne.jp
定年後に田舎で暮らしたいと、移住先を探しています、自然豊かな町でひかれたので、日曜日に見に行く予定です
2014年8月15日5:05 PM| 渡邊秀生
定年後に田舎に移住、素敵ですね。「さきち」さんを訪問されるのでしたら、ぜひお電話などで、いざない湖北定住センター(0749-50-1019)に連絡されてはと思います。またこちらのサイトも覗いてみてくださいね!
2014年8月15日5:21 PM| author
17日に見に行く予定をしていたのですが、豪雨との予報で、断念しました、つきましては、9月中旬ぐらいに、1泊で体験したいと思っているのですが、申込みは可能でしょうか、申込み補法はどのようにしたらいいのでしょうか、又、大人2名、子供(小学生)2名で行きたいと思うのですが、料金はどうなりますか
2014年8月18日1:01 PM| 渡邊秀生