【おしながきには12品。でも出てきたのは14品!】
滋賀県と福井県の県境近くにある、長浜市のウッディパル余呉。こちらには今年の春から、地元で採れる野菜や山菜、魚がふんだんの「水源のめぐみランチ」が登場しました。そのコスパの高さの噂を聞きつけて4ヶ月。ちょっと空も秋っぽくなったお天気の日、ついに念願のランチを食べに行ってきました!
さて、今日のランチのメニューのおしながきを見ると。
1.地元豆腐のよもぎ豆乳クレープ包み蕗の薹味噌添え
2.赤子山の蕨入り若鶏の蒸し焼き
3.夏野菜の卵焼き
4.地元豆腐と山椒味噌
5.豚しゃぶ
6.素麺かぼちゃ
7.天麩羅(鮎、ニガウリ、トマト、ししとう)
8.小鮎の山椒煮
9.冷やし蕎麦
10.古代米
11.蕗の佃煮
12.蕨のお味噌汁
すごい。12品も!さっそく運ばれてきました。カメラに収まりません。それにメニューにはない、噂のツブリナと茄子の煮物も入ってます!全部で14品?
いただきま〜す♥。まずは豆乳クレープ(左手前)。よもぎと蕗の薹のお味噌の香りがとってもよいバランスです。そして若鶏の蒸し焼き(右手中段)は蕨がアクセントになっていて、トマトのソースの酸味がいい感じです。素麺かぼちゃ(一番奥の右から2番目の小鉢)、薄味のお出汁がかぼちゃの甘みを上手に引き出してます。お洒落にレンゲに入った卵焼きは、茄子やかぼちゃが入っていて、上品な薄味でふんわり。
これがツブリナです。お味はサラダ菜よりも苦くありません。歯ごたえがとても変わっていて、、シャクシャクしているのですが、繊維質っぽくない。そして茎についている泡のようなものが口に入れたときにはじけます。なにもかけなくてもパクパク食べてしまいました!百聞は一見にしかず。ぜひお試し頂きたいです。
夏らしさに溢れた天麩羅。ミニトマトも天麩羅になるんですね。カラっとあがった衣からジューシーなトマトが出てきてとっても美味しい!
古代米は、ふっくら、もちもちしています。小鮎の山椒煮などと一緒に食べると、ついつい箸が進んでしまいます。
全部はご紹介しきれませんが大大満足。丁寧に作っておられて、本当に余呉の恵みをいただきました。ごちそうさまです!
【地元のご贔屓ランチはコスパ高すぎ】
ウッディパル余呉のレストランには、観光客はもちろん、地元の方も来られます。わたしが行ったときも、地元の方が8人ほどでこのランチを食べておられました。季節によってメニューも変わるので、ちょっとお友達と楽しみたいときに使われる「ご贔屓のランチ」なんでしょうね。
この贅沢なランチのお値段はなんと1000円!支配人の前川さんにお話を伺うと、やっぱりこのランチを目当てに来られる方が多いそう。でも材料などにもこだわりが多かったり、これだけコスパが高いと、儲けはあんまりないそうです。でも喜んで下さる方が多いので、続けていかれるそうです。
この水源のめぐみランチは土日祝日限定(11:00-14:00ラストオーダー)です(平日でも予約すれば可)。その他にも冷製サラダ山カブうどんや冷製ツブリナうどん(どちらも夏メニュー)など、ここでしか食べられないメニューが揃っていますよ!
【遊ぶところ満載のウッディパル余呉】
ウッディパル余呉は、ファミリーやお友達で楽しめるコテージやキャンプ場、森林交流センター、子ども向けのアスレチックやミュージアム、グラウンドゴルフやスキーの施設、クラフト体験等の体験施設が揃っています。それに体験教室は一年中なにかしらイベントを開いておられます。お出かけの前にはぜひチェックをしてみて下さい。
そして周辺には、羽衣伝説で有名な「余呉湖」やその畔には「はごろも市」、農薬不使用で蕎麦から作っている「池原そば道場、古民家を利用した「余呉小劇場・弥吉」など、ゆったりとくつろげる場所が点在しています。
余呉は、北国街道を中心に東と西に山がありますし、琵琶湖側には合戦で有名な賤ヶ岳があって、盆地のようなかたちをしています。コンビニも1軒もなくて、のどかな農村風景を満喫できます。余呉駅で自転車を借りてまわるのもよいプランですよ!(ただしウッディパル余呉まではちょっとした坂道なので車か、木之本からのバスが便利です)
そして余呉からは北国街道の街並みが残っている木之本は車で10分ほど。黒壁のある長浜市内や米原までも車で30分ほどです。このランチをお目当てにしても、あるいは周辺のスポットを目的にしても、どちらにしてもこのランチをスルーする手はありませんね。
【ウッディパル余呉Data】
〒529-0515 滋賀県長浜市余呉町中之郷260
定休日:火曜日(夏期は無休、コテージは年中無休)
営業時間:9:00-17:00
TEL:0749-86-4145
FAX:0749-86-4545
HP:http://woodypal.jp/
Email:pal@zc.ztv.ne.jp