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2012年9月9日

余呉湖1周サイクリングの旅

【天女の伝説の残る余呉湖】

賤ヶ岳を1つ隔てた琵琶湖の北にある「余呉湖」をご存知ですか?周囲約6.4Kmで三方を山に囲まれており、湖畔は遊歩道になっているのでサイクリングができるようになっています。のんびりした時間と四季折々の自然が楽しめます。天女の羽衣などの伝説も残る神秘の湖でもあります。別名は「鏡湖」、空や山を水面に映し出す景色にこの別名に納得させられました。

【場所によって落ち着いた雰囲気だったり、キラキラした湖面だったり様々な景色】


カメラを片手に余呉湖1周のサイクリングをしました。出発したのはお昼過ぎ。余呉駅で500円で自転車をレンタルしました。500円とお手頃です。

 

 

 

 

余呉駅を出発してすぐに青空と稲穂の実る田園風景が手前に広がり、奥のキラキラした湖との色の組み合わせが素敵でさっそく写真を撮りました。


しばらく自転車を走らせると大きな柳の木がありました。水浴びをしていた天女が羽衣をかけたという伝説のある「天女の衣掛け柳」です。柳、というと、枝垂れ柳を連想しますが、ここのはまっすぐに枝が伸びた常緑の柳です。太い幹からのびる枝枝に羽衣をかけて木陰で休んだり、湖で水浴びしていたのかと思うとわくわくする伝説ですよね。
とても日差しの強い、暑い日でしたが湖畔のほとんどの木が頭上に伸びてトンネルのようになっていて、湖のほとりのためか風も涼しく、あまり暑さを感じませんでした。余呉湖をぐるっと山が囲み、余呉湖も水を打ったように静かです。車もほとんど通りませんし、コンビニなどのお店もないのでとても静かでした。普段の生活では味わえない、自分も自然の一部になったようなゆっくりとした時間の流れでした。


湖を半周すると位置によって湖の印象が全く違うことに気づきました。出発した時は、南からの太陽が、稲穂の黄色と湖をキラキラと反射させます。半周すると、湖の東側に透き通るような色の湖とその向こうに民家が見渡せます。さらにもう少し行くと、湖の北側に、太陽を受けた山の深い緑と湖の深い青がくっきり広がります。自転車をこぐにつれて景色も変わるのでどんどん進んでしまいます。同じ山も時間や雲のかかり方、湖への映り込みによって全く違う湖のように感じます。そのために何度も立ち止まって写真を撮ってしまいました。

【心地よく1時間ほどで湖1周・はごろも市で一服も】


もとの湖の色と反射した空の青が混ざって、深い青なのに透明感も感じられるような不思議な色を余呉湖は見せてくれました。海や湖が青いと感じるのは空の青さを反射も関係している、ということを改めて実感しました。青だけでなく、雲の白さ、夕方にはオレンジも湖に映し出されていつ見ても飽きない風景でした。
1周してみて湖が大きすぎないところがいいと感じました。湖全体を見渡すことができるのはおもしろいと思います。自転車で1時間半もあれば1周でき、子供から大人まで気軽にサイクリングが楽しめます。また湖を1周した!という達成感が味わえるのもポイントの1つだと実感しました。
余呉湖のそばにあるはごろも市では余呉でとれたもの、つくられたものが販売されています。季節によって米やいちご、黒豆、パン、山菜などもあるそうです。ちなみに私はアイス(かぼちゃ味)を買いました。1周した達成感とともに食べるアイスは格別でした!
また、今回は風景に注目しましたが、秀吉と勝家の名勝負である賤ヶ岳の合戦の舞台ともなっているので、歴史に注目してみるのもおもしろいかもしれません。

【余呉湖 Data】

アクセス:JR西日本北陸本線余呉駅から南へ500m。

レンタサイクル:余呉駅にレンタサイクル(1日500円)http://www.okubiwako.jp/tool/bycycle.htm

はごろも市HP

 

 


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